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総合探偵社密会バスターズ ブログ

現役探偵が遭遇した、様々な事件についての話!
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昔の旧友を探してもらいたいという70代女性からのご依頼
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    某有名大学を卒業した、その女性は当時思いを寄せていた男性と再会したいという。

    既にご主人には先立たれ、経済的な余裕はあるものの、子供も自立し、特にやることもなく
    昔の思い出に浸る日々の中、人づてに弊社の存在を知ったのだという・・・


    まず、ご来社頂き、雑談の後
    お客様から、調査対象者の保有情報を確認する。
    結果として
    氏名と出身大学のみであった。
    幸いにも調査対象者は、男性であった為、氏の変更は無さそうである。

    調査員3名体制で挑むこととする。

    調査部長は、早速名簿屋さんでその大学の卒業名簿の存在を確認しに出発。

    私は、事務所で官報や登記情報提供サービス、新聞記事の横断検索などや
    弊社データベースにある過去20年分以上の電話帳から該当者と思しき人物が
    存在しないものか?確認する。約46年前の案件につき少々てこづった。
    しかし、有名大学出であるだけに、同姓同名である可能性は残っているものの
    出版書籍が数点存在することを突き止めた。

    早速、新米調査員Aに国立国会図書館で該当書籍数点の確認を実施して来るよう命じる。

    その後、調査員Aが18冊の同姓同名書籍の内、生年月日から本人が著したのもであろう
    2冊の書籍を確認する。この内の1冊から著者略歴欄にて

    出身大学の一致する、
    社団法人○○○○○○○○会 理事
    とあるものを発見する。

    私は、事務所でこの社団法人の登記簿謄本を登記情報提供サービスにて請求した。
    しかし、現在登録には、対象者の氏名が無い。
    その頃、半分地下に潜っている名簿屋さんを
    5件も廻ったが、該当者の情報が全く無いと弱音を吐いていた調査部長に
    その社団法人の在る渋谷区の法務局へ飛び、過去の履歴事項の全てを取得して来るよう
    申し送りをした。
    調査部長が、履歴事項を取得した結果、対象者の氏名と当時19年前の住所が確認できた。
    20年以上前の設立時の情報は、千代田区である旨渋谷法務局から聞き出し、その足で部長は
    九段下の法務局本局へ飛ぶ。そこで、確認した所、本局では古い商業登記簿謄本は保存期間
    が20年と定められており、20年を超えると容赦無く廃棄するそうである。
    「所有権放棄するのであれば、全て弊社に貰えないものであろうか・・・・」
    で、結果として、本籍地である可能性の高い設立時(昔の)登記簿・住所は入手できなかった。


    仕方が無いので、
    渋谷区で確認できた商業登記簿謄本に記載の理事の住所(マンション)のある
    新宿区へ新米調査員Aを
    向わせる。しかし、引越し済みであったようで、聞き込み調査を丹念に実施するも収穫無し。

    同時にそのマンションの当時の建物の登記簿謄本の確認に部長が新宿区の法務局へ走る。
    賃貸であったようであるものの、当時、賃借権が設定されていた履歴が確認できた。
    やはり確実にココに居住していたことは間違い無い。
    良く見ると、賃借権の設定が一昨年苗字は同じであるものの
    女性の名前に変更が成されていた!!!

    情報は事務所に居る私に挙がって来る。それらの情報を元に再度あらゆる方法でデータベースの
    検索を行なった結果、新聞の訃報記事として新宿の同住所で調査対象者の存在を確認。
    賃借権設定の変更がなされている日取りと近いことから、残念ながら死亡は間違い無いようである。
    (出版社へ聞き込みに行くよう新米調査員Aに申し送りをしていたが、ここで急遽中止する)

    ・・・
    後日相談の結果、依頼人は、調査対象者に過去に食事を奢ったことがあるということであったので、
    半分無理やりではあるものの、正当理由の債権者権限で付設の法務事務所と契約を交わし直し、
    調査対象者の妻か娘?・・・孫?と思われる人物の
    住民票の除票、除籍謄本や戸籍謄本、戸籍の附票、などの取得を駆使して、所在を特定し
    埋葬許可・葬儀場の履歴などからお墓の位置を特定してご報告差し上げた。


    後日、お墓参りの帰りだという依頼人が弊社事務所を訪れた。
    菓子折りまで持参でご来社頂き、茶目っ気タップリで、お礼を申し述べられた。
    今回の結果柄、喜んで頂いていたとは思えず、ホットしたものである。

    高齢化が進む社会の中、考えさせられる案件であった。
    過去、二人の間に何があったのであろうか?と野暮なことは・・・一応
    聞かないでおいた(笑
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